金沢に行ってきた 後編

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まさか、この「金沢に行ってきた」のブログを書いている途中で、能登半島地震による大規模災害が発生するとは思わなかった。私が金沢に行った僅か2週間後のことだった。

被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
その後、金沢には観光客が激減している状況と報道されているが、再び元気を取り戻して、素晴らしい金沢の街にに多くの観光客が訪れることを願って、「金沢に行ってきた」後編のブログを続けたい。

宿泊した翌日は、旅行に出ると早く目が覚めるので、早朝の散歩に出掛けた。
写真は金沢城の大手門の前になるが、金沢の街は整備が行き届いた素晴らしい街並みで、爽快な気持ちにさせてくれた。

驚いたのは、前日まで、このホテル内では多くの宿泊客を見かけなかった。それは夕食時も同様で、このホテルあまり繁盛していないのではと思っていたのだが、この朝食バイキングの会場には、次々と人が現れて、いや入って来られて、何十人も座れるスペースが満員近くなってしまった。
おそらく、美食の街でもある金沢、夕食はそれぞれの思いのところに行かれていたのだろうと思えた。それにしても、このホテル結構繁盛していたのか。

この日のスケジュールは、有名な「ひがし茶屋街」に行くことと「近江町市場」で昼食を食べて帰路に向かうという計画で、最初の「ひがし茶屋街」までは、このホテルから徒歩圏なのでチェックアウトをすると徒歩で向かった。因みに荷物は宅急便でホテルから自宅に送ったので手荷物のみの身軽さで、便利な時代だ。

道すがら、民家や商店を見ると、何とも大きく立派な建物が点在していて街の立派さに感心する。
この加賀藩御用達菓子の森八本店では店の中も見せて頂いたが、立派な建築で、誠に美しい店舗だった。

「ひがし茶屋街」を散策し、最後にこの左側の赤い建物の”茶房やなぎ庵”で一休みした。
ここは、まさに「ひがし茶屋街」の中央部にあたり、行きかう観光客を2階の茶屋からよく見れたのだが、海外からの観光客がとても多いのが印象的だった。
この“茶房やなぎ庵”は200年の歴史を持つ金沢市指定保存建造物である。一方、内部はリノベーションされて素晴らしく綺麗な内装になっていて、1階は金箔の工芸品が並ぶギャラリー/ショップで、2階が”茶房やなぎ庵”となっていた。

歩き疲れたので甘いものが欲しくなり、ぜんざいを頂いた。
店員の方と色々と会話を交わしたのだが、この後のスケジュールを聞かれ、予定の近江町市場へは市内を周回するバスで市内見学をしつつ向かう予定だと話をすると、途中、是非、武家屋敷は見学するのが良い、とのことなので従うことにした。

金沢の街は、そんなに広くないようで、「城下まち金沢周遊バス」に乗ると30~40分程度で回れるのかな、生活区の街並みをも見つつ、教えられたとおり、香林坊で下車して武家屋敷跡に向かった。

武家屋敷跡は、かなり広いエリアが保存されているようで、土塀や石畳の小路に、豪壮な武家屋敷が立ち並ぶ、冬でもあり土塀を守る「こも掛け」が印象的だった。

私は京都出身なので比較的、歴史的な景色には馴染みがある方なのだが、同様にこの金沢も”武家屋敷跡”や先ほどの”ひがし茶屋街”、あるいは通り沿いにあった大きな屋敷や商店など、歴史的な街並みが存在し、それは大きくて広い印象の街づくりが京都とは違う加賀百万石の歴史を感じた。よくある小京都と呼ばれる地方都市とは異なる、言わば歴史上の大都市を見学した感じを受けた。

香林坊からバスでひと駅だったかな、ここまで回ったのならと金沢の名所である「尾山神社」にも立ち寄って見ることにした。
この神門は和漢洋の3様式を取り入れたもので独特の形をしている。
前田利家を祀る神社であり、中庭には像があった。

このようにして、金沢の名所を一応網羅した形で、最後は近江町市場で遅めの昼食をとることになった。
どうしても京都の錦市場と比較してしまうのだが、こちらは蟹や魚や野菜など、そのものを販売している感じで、また中に食事処が多い。一方、京都のニシキ(錦市場)は鱧の焼き魚やお漬物や卵焼きなど、少し人の手の入った物を売っていて、食事処は少ない、ただし全体の規模はニシキが大きい(長い)、という違いを感じていた。
今回の旅行中、蟹を食べて無かったので、蟹をメニューの中心とした店に入った。しかし、残念ながら市場の中の雑な印象と共に、値段の割には大したことは無かった。

帰路の「しらさぎ」は、疲れて帰路につくことを予想してグリーン車を予約していた。
これで名古屋まで帰れるぞと、リクライニングを大きく倒した。
ん・・思い出した。これが今年の4月以降になれば北陸新幹線に乗り、敦賀乗り換えとなるのか、このままでいいのになぁ・・と。

改めて、
素晴らしい歴史の残る美しい金沢の街、再び多くの人々が訪れることを祈願致します。

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