所用を兼ねて八日市に行ったのだが、ついでに近江鉄道の八日市駅を訪れた。
滋賀県東近江市に位置する八日市には鈴鹿から1時間半ほど、写真の近江鉄道の八日市駅には、元西武鉄道(西武401系)の車両が停まっていた。
八日市駅には近江鉄道ミュージアムが併設されている。
近江鉄道のヒストリーを見ると、何と明治31年(1998年)に彦根~愛知川間で開業し、明治33年に八日市に、続いて貴生川まで開通していた。無論、蒸気機関車の時代である。
ローカルな地方鉄道と思っていたが、そんなに歴史のある鉄道だったのだ。
駅の跨線橋から見た景色で、810号が入線してきた。
この右手前の建物の二階に近江鉄道ミュージアムがある。
もうひとつ、八日市では八日市駅を訪れてみたかったのと、何よりも、知人から東近江市には美味しい蕎麦屋があると聞いており、一度行かなければと思っていたのである。
それがこの店で「そば処 藤村」という。
写真はボヤけてしまって恐縮だが、このような店内イメージのお店だ。
写真は注文した「ざる蕎麦」だ。因みに十割蕎麦があるのだが、30枚限定ですでに売り切れていた。
最近は事前に食べログなどを見てしまうのだが、中には大変感激されている口コミもあった。
しかし私が鈍感なのか、いや、もともと蕎麦は強い味のあるものでは無いので、微妙な感覚を評価するのはむつかしい。
とりあえず「蕎麦は美味しい」「麵つゆは私には少し辛めで深みは足りないかな」「蕎麦湯はドロッと美味しい」 という感じがした。
ついでに頼んだ写真奥の「わさび菜」は、まさに辛くて私には無理。
文句無しに、いきなり美味しく感じたのは、この「蕎麦がき」だ。
麺に比べると、当然大きくて食べ応えがあり、つまり味が解りやすい。
やはり私は鈍感なのかな。
この「そば処 藤村」は八日市の街中からは少し外れた田圃の広がる地域というか、かなり不便な場所にある。
しかし、美味しい店は必ず知られるもので、この日も食べ終わって外に出ると、遠方からのナンバープレート(岐阜ナンバーや水戸ナンバーなど・・鈴鹿ナンバーもかな?)をつけた、こだわりの強いクルマに乗られる方々が来ていたようだ。
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