今回の新型コロナウイルスの感染予防で、鈴鹿サーキットも長期間に渡り閉鎖していたのだが、この6月後半から走行が出来るようになった。
ただ、長い間の休み明けとなるので果たして多くの方が練習走行に来るのか、案じられていたが、いざ蓋を開けてみると走行枠の台数を越えるばかりの参加者に、いわば「嬉しい密」を感じた。
写真はS字を行くスポーツ走行の面々、ほぼ、全てがアマチュアのドライバーで、各カテゴリーのフォーミュラカーが多数走った。
走行はフォーミュラ・スポーツ走行(FS)と4Sつまり4輪のスポーツ走行があり、それぞれの走行枠(30分間が5本)で走行可能数を越えるほどの台数が集まった。
これまでの静まり返っていた各ピットは、レーシングカーで埋まり、一気に勢いを取り戻した。
また、遊園地も再開されたので多くの家族連れが訪れ、各種のアトラクションを楽しむ姿が見られた。
いつもパドック側にしか居ないので知らなかったのだが、最終コーナーの上にはピッツェリア”グランビュー”があり、昼食をとった。
見晴らしが抜群でシケインから最終コーナーそしてメインストレート、またピットインする車が手に取るように見える。いつの間にかこんなオシャレなカフェテリアが出来ていたのだ。
さて、モータースポーツ界も今回のコロナウイルス関連で、これまで多くのビッグレースが開催されず、そしてF1日本グランプリの中止など、暗いニュースが多かった。
しかし、こうしてアマチュアドライバーを中心とした参加者は数多く動き出し、モータースポーツの根強さ感じるものだった。
鈴鹿は元気を取り戻しつつある。