阪堺電気軌道 我孫子道車庫 にて。
いわゆる阪堺線。何十年ぶりになるのだろう、というより大袈裟に半世紀以上か、誠に久しぶりに阪堺線に乗って住吉公園に向かった。
始点の天王寺駅は、とても綺麗になっていた。
しかも、入ってきたのは低床のLRT車両、「堺トラム」と呼ぶらしい。
南海本線が狭軌の1067mmなのに対し阪堺線は標準軌1435mm、直流600Vだ。
懐かしい軌道敷。
場所によって車道が殆ど無くなるほど狭いところもある。
モノクロにしてみると、阪堺線沿いには、昔のままの街並みも見られた。
そして、こちらは上の阪堺線浜寺駅のすぐ近くにある南海本線の浜寺公園駅の旧駅舎。
辰野金吾の辰野片岡事務所設計のハーフティンバー様式で登録有形文化財に登録されている。
岸里玉出駅。南海本線側から汐見橋線の短いホームを見る。
この右方向には少し離れて高野線のホームがある。
汐見橋線の終点、汐見橋駅にて。
日本で最初の純民間資本による民鉄「阪堺鉄道」を前身とする南海電鉄は、今も独特の雰囲気を醸し出していた。