これまで仕事では、大阪~九州間のフェリーに何度も乗船したことはあったが、大きな客船によるクルーズ旅行は初めてだった。
テレビコマーシャルでご存じかと思うが「ジャパネットのMSCベリッシマで巡る日本一周クルーズ10日間の旅」に家内と2人で申し込んだ。

前述のように初めてなので、何かと勝手が判らず、ジャパネットが全船貸切で、船内だけでなく各寄港地には沢山の無料循環バスを用意したり、あるいは数種類のツアーを用意している。
これなら安心かなと思えた。


圧巻のプロムナード(上写真)とセンターコート(アトリウム・下写真)である。
アトリウムの4ヶ所の階段の踏み板には61,000個のスワロフスキーが使われている、という豪華なものだ。

今回の我々の部屋は「バルコニー付き客室」で、この船で最も多い部屋だ。
いや、凄いのは事前にジャパネットに申し込む(有料)と、1週間前に佐川急便がスーツケースを取りに来て、この部屋の前に置いてあった。無論、帰りも家まで運んでくれる。

夕食は毎日フルコース料理で、選べるメニューの内容は毎日微妙に変わる。
楕円形のテーブルは6人掛けで、レストラン(数カ所あるレストランで)とテーブルと6人のメンバーは10日間同じになる。だから、すっかり皆さんとお仲間になった。
因みに、船内の食事や飲物は基本的に無料で、アルコール類も150種類が無料・・何杯でも。

2日目の夜はフォーマルナイトで、皆ドレスアップをしてレストランに来られた。
他に、クルーズ中にはドレスコードが設定されており・イタリアンナイト・ホワイトナイト・トロピカルパーティーなどが設定されていた。よって、沢山の服を用意しなければならなかったが、それなりに夕食は愉しいものでもあった。

イタリアンナイトの盛り上がりだ。皆の服装はイタリア国旗に準じて赤/白/緑を意識したもので、また、テーブルのナプキンも粋に赤/白/緑が配されていた。
食事の終盤には音楽で盛り上げてくれること!
中には踊り出す人も!


最初の寄港地は函館だった。
私も函館は初めてで、函館山の頂からの眺め、函館朝市の海鮮丼、そして五稜郭には行こうと決めていた。



五稜郭にはジャパネットの循環バスの順路が無いので函館市電を使った。幸いLRLが来たので幸運に思えたが、ひどい乗り心地には驚いた、これまで富山や熊本などでLRLに乗っているが、それらの素晴らしい乗り心地とは逆で、よほど路線状態が悪いのだろう。

タクシーでクルーズ港に戻ったが、かなり遠くからベリッシマの姿が見えるし、いざ港に着くとデカい。そして、こうして乗船には並んで乗ることになる。
思えば、ベリッシマは17万トン、最大客数は5,600人、全長315mの日本来船最大級の船であり、毎回満員のようなので、各寄港地では4,000人余りの人がドッと出掛ける訳であり、強烈な観光客の到来でもある。
だから、当方達、下船・乗船で並ぶのもいた仕方ない。
と、長くなるので今回はここまでにしよう。
今後、秋田、金沢、済州島、鹿児島と回る。
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