喰った、喰ったー!!

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レース関係仲間で集まった飲み会があり、篠島に一泊二日で魚料理を食べに行った。
仲間の一人から、とにかく「食べ切れない程の料理が出る」とのことで、仲間6名に声をかけてもらったのだが、あいにく3人のみの参加になってしまった。すでに「食べ切れない程の料理」のワードが先行してしまい、小人数でも決行することになった。

篠島とは、愛知県の知多半島の先端の師埼港からフェリーで15分の位置にある小さな島だ。

篠島港。
知多半島から、わずか15分で到着するとは言え、離れ島は離れ島、いきなり雰囲気が変わる。

今回宿泊するホテルまでは徒歩20分程の道のりだが、島の見学がてら歩いて行くことになり、こうした海辺の家並の間を抜けて向かった。

この地図では、右端の船の絵の部分が篠島港。一方、今回のホテルは左に現在地とある辺りになる。つまり島の2/3ほどを歩いて向かった訳だ。

そして到着した今回お世話になるホテル、「ホテル海原」は少し坂を上がったところにあった。

私の部屋は和室の六畳間だった。
たまの和室、一寸昔を思い出して悪くない。
全てが綺麗に掃除されて整っているし、トイレは外になるが新しく綺麗だった。

今回の料理は、私が希望した”ふぐコース”だ。
というのも、このあたりはフグの漁獲高が国内で2~3位のところで(実は下関は1位ではない)、以前から食してみたいと思っていたのだ。

篠島は、他に鯛やタコの漁獲も多いところで、船盛りには立派な鯛とタイラ貝が盛られていた。また、当然タコも別皿にあって、大変美味だった。
ここからは、食べることに集中してしまい写真を撮り忘れたが、てっさ(フグ刺し)はタイトル写真のように切り方が厚めで数枚重ねて食べると噛み応えさえあり、大満足。

恥ずかしながら・・・こんな写真を撮られた。
実はコレ、フグのから揚げ(2つめ)にかぶりついているところ。
とても大きな身のから揚げは、最高に美味い・・今回、最も美味かったかな。
そして、フグ鍋(てっちり)も骨の周りの大きな身が美味。
さらに、鍋の仕上げは当然雑炊だが、もう、このころにはお酒も進んでいるし、お腹は満腹状態なのだが・・・不思議なもので美味しい雑炊も食べ切れてしまう。
その後のデザートに至るまで、久しぶりに苦しいほど食べてしまった。

そして、部屋に戻ると胃薬を飲み2時間近く寝転んで過ごした。

朝食。
感じの良いご夫婦が経営しているホテルだが、この日の朝は里帰りしていた娘さんが配膳してくれた。奥さん同様に美人の娘さんで、その明るい対応に朝から気分が良くなった。

今度は食べる前に写せた。
豆腐、温泉たまご、お漬物類、味付け海苔、焼き魚、ひじき、シラス(名物らしい)、茶色のベルト状のものはワカメ、アルミ鍋は味噌汁?  
どうも横の茶色いワカメを味噌汁でシャブシャブして食べて下さいとのこと。

わずか2~3秒で、茶色の(生)ワカメは綺麗な緑色になり食する。
美味!!  こんなにワカメが美味しかったのか、特に茎の部分のコリコリ感が美味。
朝食も全てが美味しかったが、このワカメのシャブシャブに感動した。
今の季節はワカメが若く、特に美味しいのだと。

実は、朝食の前に、いつものように旅先では早く目が覚め、散歩をしていた。
海岸では登った朝日に光の道が美しく見られた。

朝のサンサンビーチ。
篠島は名古屋方面から交通の便も良く、夏には海水浴客が沢山訪れるとのことだが、確かに広くて綺麗なビーチだ。
それにしてもゴミが無い。私の住む鈴鹿は、同じ伊勢湾の言わば向い岸に当たるのだが、海岸には材木等のゴミが漂着している。潮の流れによるものなのか、いやいや、やはり島民の方が綺麗に清掃されているのだろう。

昨日、港からホテルに歩いて向かう折り、多くの小・中学生とすれ違った。全員が「こんにちは!」と挨拶をしてくれて気持ち良かった。
このビーチの壁(防波堤?)には、絵が沢山飾られていた。
それは、中学校の卒業記念に描かれたもので、一番手前の絵には卒業生9名、全員の名前が入っている。そして、ずっと先まで何年も何年もの卒業記念の絵が貼られていた。

親切なホテルの対応や、子供達の挨拶といい、この絵といい、なにかホッコリする島だな、と思えた。

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