未だコロナが収まらぬ中、今回も気持ちの良い景色を思い起こしてみた。
オーストラリアのケアンズである。
写真はケアンズの沖に浮かぶグリーンアイランドだ。
というのも、ケアンズの街に隣接する海は泥があるために濁っている。
それで船で45分位に位置し、グレートバリアリーフに浮かぶグリーンアイランドに行くと、こうした美しいビーチがある。
因みに、ケアンズの街には海岸沿いに、このように大きなプールがある。
ほぼ街の中心部にあり、料金も必要ないことから公共のプールだろう。
プールの向こう側、グレーに見える部分が海になる。
プールの横は広い芝生の公園で、多くの人が日光浴を楽しんでいた。
イギリスでも、よく見受けられたが、白人(差別用語かな?)の方は日光浴をよくされる。
実に、のんびりとして良い景色だ。
ケアンズの駅では、こんな車両が見られた。
このような近代的な列車がオーストラリアにあったのか・・・
よく見ると正面窓の下にTilt Trainと書いてある、つまり振り子式車両なのか。
でも、広大なオーストラリアの鉄道にカーブ対応の振り子式があるのか、と不思議に思ったが、東の海岸線を走る路線では、結構、曲がっているのだろう。
ところで、
我々の乗る列車は、こちらのホームに、やがて入線してきた。
我々は、旧型客車を連ねた「キュランダ観光鉄道」でキュランダ高原へと向かった。
先頭はディーゼル機関車の重連だ。
列車はかなりの勾配を登るが、この橋の左側には滝があり、右側もカーブで景色が良いので、この路線一番の名所らしく、車内放送での紹介と共に列車は超スローで橋を渡る。
キュランダは小さな村で、観光客向けの店が並んでいた。
また、先住民アボリジニの人達の踊りなどを見た。
帰路は「スカイレール」と呼ばれるロープウェイで、広大な熱帯雨林を上空から眺める、という意図らしく、高原から下まで延々と深い森の上を飛ぶ ? 家内は森の景色に満悦していたが、
私は、基本的に機械はいつか必ず故障するもの、と思っているので、「今、トラブルが出たら・・」と思うと気が気ではない時間を過ごした。
オーストラリア、つまり南半球への旅行は初めてだったのだが、確認したいことがあった。
地球の北半球と南半球では排水の時の渦が左右違う、という。
日本を出る前、我が家で試すと、渦は左回り(反時計回り)だった。
果して、オーストラリアのホテルで試してみると・・・
「なるほど、右回りだ」と、納得した。