この「我がレイアウトの写真から」も3回目になる。
イギリス型OOゲージ(1/76)、日本型HOゲージ(16番? 1/80)ときたので、今回は1/150の世界、Nゲージにしようか。
あまり拘ってこなかったNゲージも、写真を探してみると意外と色々出てきた。
こんなにNでも遊んでいたのかと感心する。
上のタイトル写真はコルクボード・レイアウトと名付け、ホームセンターで売っている600×900mmのコルクボードの上に作ったレイアウトだ。
◆これは以前に買ったマイクロエース製のジオラマレールで今はもう無い。
プラスチック製のベースに線路も一体で作られたもので、複線の間で外側と内側に分割出来て単線にもなる。またトラス橋も簡単に組み立てて、川の雰囲気もある、という良い企画の製品だった。(写真はKATOの直線を1本分伸ばしている)
惜しむらくは、KATOの線路と同じ規格のレールジョイント部分だったが、ジョイナーの電圧降下が大きく、車速の上下が気になった。
複線によるすれ違いや、紙に印刷された畑など、簡単に組み立てられつつも、良い雰囲気があった。
トラス橋のおかげで、京阪電車の八幡の鉄橋を思い起こすシーンも楽しめたし、何よりもストラクチャーとして高さがあり、車両が見え隠れするのは良いものだった。
◆順番は逆なのかも知れないが、Nゲージでこんなものも作っていた。
昔、イギリスのロンドン郊外(エッジウェア)に半年余り滞在したことがあり、帰国後、よく通ったロンドン市内に向かう景色を作ってみた。
車両はイギリス(Class47+MkⅠ客車)だが、建物類はイギリス型が無くドイツ型で代用せざるを得なかった。
◆あるとき、中古模型を扱う店で、こんな商品を見付けた。
写真は巻いてあったシート状の製品を伸ばした状態で、線路が敷いてあるように見えるが、ただ描かれたものだ。
ドイツのMINITRIX社製のTOPORAMAという製品だ。
これがまた、我が家のダイニンクテーブルの上にピッタリのサイズなのだ。
この上にKATOの線路を敷くと、このようになり、2つのエンドレスが出来る。
手前の151系は7両編成で、その上のアーバンライナーは6両編成、最大この長さの列車を走らせられた。
何より、ベースが緑であることで自然感がある。
またスロープもセットされているのも親切、鉄橋を作らねば。
背景を置いて写真を撮る。80系湘南型と名鉄5500系、60年当時、共に魅力的な車両だった。
◆タイトル写真のコルクボード・レイアウトの全景である。
ホビールームの机の上で遊べるようにした。収納は奥側の壁に掛ける。
レイアウトは正に空想の世界なのだが、何を表現したいのか、から景色を創造する。
ここでは、少し高架の駅に電車が見える、小さな駅前を作った。
リサーチでは高架の駅でなく地平駅も試したが、やはり立体感を出す方が感じ良かった。
空想ではありながら、何処かにありそうな、そしてどこか懐かしい風景が出来た。
まだ長くなりそうなので、今回は一旦、ここまでにしよう。