前回に続く「スーパーFJ 日本一決定戦」だ。
前回お伝えしたように過去最大の53台の参加があり、土・日の二日間にわたり盛況のうちに開催された。
20分間の予選と、6周のセミファイナルレースは、それぞれA・Bの二組に分かれて行われ、10周のファイナルレースは一組になり、鈴鹿サーキットの当該レース走行枠一杯となる、50台でレースのスタートを切った(上写真)。
私は、このレースではプロモーター的な役割をしているので、なかなかコースを見に行くことが出来ないのだが、唯一、土曜日の午前中に行われたスポーツ走行をS字コーナーに見に行った。
久しぶりに外からスーパーFJドライバー達の運転を見に行ったのだが、あまりに久しぶりなので正直、判らなかった。
鈴鹿サーキットには俗称バーニールームと呼ばれる最上級の部屋がある。バーニーとは以前にF1運営組織のCEOで、言わばF1界を仕切っていたバーニー・エクレスト氏のこと。ピットビル二階の一番最終コーナー寄りの部屋になり、F1レース時にはバーニー・エクレストン氏が使用していた部屋だ。
今回たまたま、この部屋を私が所属するJSS(ジャパン スカラシップ システム)にお貸し頂き、誠に有難く使わせて頂いた次第だ。 感謝!
でも、まるで自分の机のように・・・
無論、部屋にはモニターがあるので、我々はここでレースの推移を見守った。
そして、ファイナルレースが終わるや、私は表彰式のシナリオも作っているので、レース結果から表彰の該当者名などのデータを入れるが、10位までの表彰者だけでなく、ジャンプアップ賞や、もっとも輝きを見せたドライバー オブザ デイや、40才以上のジェントルマン賞の方々など、忙しくパソコンに向かった。
続いて表彰式の準備に入る。
レース前には、表彰式会場にはトロフィーなど式典の準備を備えていた。
何より、年に一度のスーパーFJの参加ドライバー達が、全国から多く集まる場であり、単に表彰式だけでなくて表彰パーティーを行っており、バイキング形式の料理を振舞う段取りも出来ていた。
今回の優勝者は岡本大地選手。もうベテランの域の選手で常勝者に近いが、「岡本君は日本一決定戦の優勝は何回目?」と聞くと、「僕、初めてなんです」と、「オーッ、それはおめでとう!」と、私は歴代優勝者(何と29名!) の名前の入った、大カップを渡した。
最後にファイナルレース10位までの選手と記念撮影。
これで表彰式の終了だ。
「アー、ヤレヤレ、一年が終わったぞ」と思える瞬間でもあった。
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