ロータス23B、ジネッタG4、ヒルマンインプ、ジャガーEタイプ、フォードエスコートなど、英国の古い車がズラリと並ぶ。
これは先月、鈴鹿サーキットで開催された「ゴールデン・トロフィー・レース」のパドックシーンだ。
日本では、こうしたヒストリックカーによるレースは少ない。
もう少し写真を、
イギリス車の続きで、手前からロータス エラン、赤いジネッタG4の向こうはシェブロンのBいくつかかな?、コルティナ ロータス、モーリス ミニなど。
ホンダ S8、S6の集団。どれも非常に綺麗でコンディションが良さそう。私も初めての車が中古のS600だったので何とも懐かしい。
こちらは車検場に於けるBMW2002の2台、その向こうはブルーバードSSS、ちらりと赤い車はアルファ ジュリア1750GT。
その他、写真には無いが、何とも懐かしく、泣けるような車が集まり耐久レースをする訳だ。
とは言え、
実は参加台数が少ないのが寂しいのである。ヒストリックは3種類のレースが行われたが、併せても参加は34台であり、コース上では、どうしてもバラけた感じのレースとなってしまう。
ヒストリックのレースは筑波サーキットが主体で開催されており、こちらは東京という大経済圏を控えるだけに、かなりの参加台数が集まり、白熱したレースが展開されている。
そう言えば、私も以前に筑波のヒストリックカー耐久レースに参加させて頂いたことがある。
ロータス23Bを所有されるオーナーの方と、私と、もう一人の3人で組んだ。1時間の耐久レースだったがドライバー交替のピット時間をハンデキャップとしていて、それは車両の性能差やドライバーの技量差を埋め合わす方式で、我々はロータス23Bという速い車とレース経験者(私ともう一名)が乗ることから、1回のピットストップタイムが何と6分、2回で12分もピットに停まることiなった。
ピットインの都度、激しく順位を落としたが、それでも何とか6位まで追い上げフィニッシュしたが、とてもレースを楽しませて頂いた。
さて、レースの本場であり、古いものを大事にするイギリスでは、素晴らしいヒストリックカーレースが開催されている。(写真はウィキペディアより)
私も昔、イギリスでヒストリックカーのレースを見たことがあるが、驚くのは全車まさに全開、高そうな価値ある車を、目一杯の走りで争っていた。
農耕民族と狩猟民族などと我々は比較することがあるが、まさに狩猟民族、肉食との違いを覚えた記憶がある。
まあ本来、レーシングカーはレーシングスピードで走ってナンボのもの、本来の使い方である。
それはともかく、例年開催されている素晴らしいヒストリックカーレースに「グッドウッド リバイバル」がある。
(※グッドウッド フェスティバルでは無い)
次のURLで、本場のヒストリックカーレースの素晴らしさ、往年の雰囲気を楽しむ姿、イベントを楽しむ観客の多さ、そして表示される「次の動画」では実に多種類のレースが行われており、選んで頂くと楽しく見て頂けることだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=XCk45T29-PE