鈴鹿サーキットの#1ピット前。マクラーレン12C スパイダーの前に佇む影山正美選手。
私がアドバイザーを務めさせて頂いている八光カーグループのイベントでインストラクターとして手伝ってもらったもの。
後ろの電光タワーには「McLaren Trackday Aston Martin Trackday」の文字が、そう、マクラーレンとアストンマーティンという豪華な組み合わせのイベントなのである。
調子に乗ってサムアップのポーズをとるのは私だが、隣に乗るのはアストンマーティンのオフィシャル・ドライビングアドバイザーのLES GOBLE氏。
007の映画でも彼がドライビングを指導している。初の鈴鹿サーキットということで、私の横でライン取りなどを見てもらった。
実は、とても人なつっこい方で、すっかり仲良くなってしまった。
今回、用意頂いた車は、新しく出たAston Martin V12 Vantage 。
現代のスポーツカーらしく幾多の電子制御が備わっているが、サーキット走行に適したモードとなるよう最初のスイッチ・セッティングはLES氏に任せた。
流石に高速なサーキット走行であっても足はドンピシャリ。ブレーキもキャパシティ充分だし、何より新しく開発されたV12エンジンのスロットルレスポンスの素晴らしさと、5935ccから生み出す573psの加速力は快感そのものである。
前夜の懇親会では福山選手、影山選手と共にトークショーに出演。
彼等とは普段より気の合う仲間でもあり、何かと気兼ねなく話が進む。
福山選手は「スーパーGT」やアメリカの「ナスカー」のテレビ解説者でもある。
また、影山選手とはFCJのアドバイザーとして8年間一緒に仕事をした。
当日のインストラクター連。
左から畑川、福山選手、桂選手、影山選手、脇田選手、阪口選手といった、豪華キャスト?
彼等(プラスLES氏)のドライブによるサーキットTAXIは、参加者の皆様、とても感激されていた。
そう、どんな職業でも同じだと思うが、アマチュアとプロの差は大きなものだ。
車の運転は多くの方が普段馴染んでいることなので、かえって意識されないのだが、レースドライビングは普段の車の運転とは桁違いのものなのである。
今度はマクラーレンの前でも撮影。
流石に、これくらいの車になるとインストラクター連も喜々として「次はマクラーレンの前で!!」と記念撮影を要望。
しかし、私としては一番嬉しかったのは、参加された全員の方が事故も無く、無事に一日を楽しんで頂けたことである。
なんせ高価な車ばかりなので・・・