イギリス セトル駅

Railway

イギリスで一番美しい駅と言われるのがセトル(Settle)駅である。
イングランドの北西部を走る、元はセトル・カーライル鉄道の駅で、今はリーズ~カーライル路線の途中の駅になっている。
私のレイアウトにもセトル駅が欲しかったのだが、いつものHORNBY製品には無くて、よく似た駅を使っていた。

同じ(元)セトル・カーライル鉄道の駅なのだが、これはセトル駅から3駅ほど北上したデント駅の模型だ。
ただ、そのデント駅はイギリスで一番高所にある駅として有名であり、HORNBY社はそちらを製品化したようである。
レジン製の製品は良く出来ているのだけれど、しかし、何か満足出来ないのだな。


東京に出掛けた折、いつもの、石神井公園にある英国鉄道模型専門店のメディカルアートさんに立ち寄った。
以前から本の広告でレーザーカットのセトル駅を模した製品があるのは知っていたのだが、そのMETCALFEの製品が置いてあり、見せて頂いた。
この箱の写真を見ると駅の美しさに、たまらず購入した。
とは言え、なかなか組み立てる暇とヤル気が無くて、日にちが経ってしまったが、最近になり重い腰を上げてキットの組立てに取り組んだ次第だ。
ヤリ出すと早いんだけどね。


いきなり、組み立て後の写真になるが、タイトルの実物写真にチョット似た写真が撮れた。
製作には少々手間はかかったが、組み立ててみると紙製品でも、質感はレジン製とあまり遜色なく、むしろ繊細でシャープな印象でなかなか良い感じになった。

正面というか駅のプラットホーム側、石積みの壁、窓枠と入口の赤が美しく、細く白い窓の桟も良い感じである。

反対側(駅前広場側)、駅舎への正面入口は無い。

実物のセトル駅も駅舎への入口が無く、駅舎の横(写真右端)から改札も無いままホームに入る。

駅から10分程歩いたところにセトルの街の中心部があった。
写真は上手く撮れていないが、後ろに石灰岩の岩山、キャッスルバーグが美しく控えていた。

ついでに、ランチを頂いたOlds Naked Café 、サンドイッチがとても美味しかった。
この場所からキャッスルバーグの岩山がよく見えた。

駅に戻って、これは向かい側のホームの待合室、駅舎と同じ意匠の立派な作りだ。

外灯に至るまで、本当に美しい駅だった。

再び模型に戻って、
私のレイアウト(Big Four SUZUKA)にも綺麗な駅舎が建てられた。

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