筑波サーキット出張 後編

Motorsport

東横インで朝一番に朝食をとり、筑波サーキットに向かう。
少し走ると石下のお城と言うか、竹下内閣の「ふるさと創生1億円」で建てられた城が見えてきた。
何だかなー・・・

筑波サーキットに着くと、車検場の横で「装備品チェック」を行っていた。
モータースポーツは大変規則の厳しいスポーツで、車両規則やスポーティング規則に、こうした装備品、ヘルメット、グローブ、シューズ、レシングスーツ、アンダーウェアに至るまで検査をしてレースに出場出来る訳で、アマチュアのレースであっても厳しい。

また、丁度ドライバーズ・ブリーフィングが行なわれるので、後ろで聞かせて頂いた。
私も鈴鹿サーキットでは審査委員もしているので、こうした他のサーキットでのブリーフィングには興味もあった。
そして終了後、少し時間を頂き、昨日配布して頂いた資料の説明をした。

予選前、パドックに整列するスーパーFJ(S-FJ)車両。
ピットの形式が、筑波サーキットはピットからピットロードに出られる形式になっていないので、こうしてパドックに整列して一列にコースインする。
午前中に公式予選が20分間あり、ラップタイムが良かった順にスターティンググリッドが決定する重要な予選である。

そして午後、予選で決定したスターティング・グリットに並ぶ各車とチームメンバーの面々。
レースのスタートはドライバーにとって緊張する時だ、これまで車をメンテナンスしてくれたチームメンバーと握手をして別れる時間にもなる。この後はドライバーひとりで頑張る、しかない。
スタート後、幸いレースはクラッシュや大きな事故もなく、綺麗なレースが終始展開されて終了した。

そして、レース後の仮表彰。
後に正式表彰が行なわれるのだが、レース直後に、こうして上位3名(賞金は6位まである)を表彰する。
私が持ち込んだ賞金ボードをプレゼンターとして渡させて頂いたのだが、畑川さんも写真に入って、と指示されて写した写真。一応、最後のお仕事だ。

その後、正式結果表を頂くと、帰路についた。
カーナビでは453km、7時42分着、さてスムーズに帰れるのだろうか。

有難いことに、圏央道は車は多かったものの殆ど渋滞が無く、厚木PAで一服してから新東名に入ることが出来た。
もうひとつ有難いのは、静岡県内の新東名は120キロ制限なので、クルーズ速度を120km/hにセットし、レーンサポートや車間距離設定も当然入れると、VESELは流れるように走ってくれて何とも快適である。新東名では9割をVESELが運転している状況だし、絶対に120キロ以上出ることが無いのでスピード違反もあり得ない。
因みに、鈴鹿から東方への出張の帰路は、必ず夕陽に向かい、美しさと眩しさの中を帰ることになる。

夕食は愛知県の長篠設楽PAで摂ることにした。
多くの人が利用する浜松SAを通過後になるPAだ。以前にも紹介したが「長篠・設楽原の合戦」の地にあり、写真の後ろの小高い山が織田信長の本陣跡である。

PA内は昔の雰囲気を残した作りになっていて楽しい。
土産物も戦国時代のものが沢山並び、見るだけでも楽しいが、ついつい名武将の名入りの湯飲みを買ってしまった。
歴史に不勉強だった私に、今更ながら・・ではあるが

こうして1泊2日の行程を終了したのだが。
出掛ける時にセットしたトリップメーターは1000.3km、丁度1000キロの出張だった。

お疲れさま、VESELと私。

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