筑波サーキット出張 前編

Motorsport

筑波は3年ぶりかな、私の関係するスーパーFJレースの仕事で訪れた。
無論、クルマ(VESEL)での移動だ。
今回は私のレースでの出張の様子をレポートしてみたい。

家を出て1分位、信号停止時に写した写真。朝の6時30分前に出発した。
カーナビでは目的地(筑波サーキット)まで470km、到着予定時間は11時47分とあるが、途中数回の休憩/食事の時間が要るし、何より、途中で事故等の渋滞があると到着時間は大幅に変わる。

まず、最初に休憩したのが藤枝PA、約2時間少しでここまで来た。やはり朝は道が空いている。
藤枝PAは好きなパーキングだ、最近のネオパーサのSAよりも落ち着いた作りだから。
無料サービスのお茶も、流石は静岡のお茶所、美味しい。
と、一休みしたら出発だが、道路情報を確認すると圏央道の八王子あたりで、すでに渋滞が発生しているようだ。

圏央道の八王子の渋滞は8kmとのこと、そこで海老名JCTから圏央道に入った最初のパーキング厚木PAに入り、少し早めの昼食をとることにした。出来れば、その間に渋滞が収まればと期待もする。
厚木PAには初めて入ったが、トイレを含め、とても綺麗なパーキングだった。
内部のレストラン「あつぎ食堂」も、小さいながらほど良い作りで、ゆっくりし食事をとった。
いざ走り出すも渋滞表示は8kmのまま、どうも中央道下り線の小仏トンネルあたりでトラックとバスが事故を起こし、その影響で圏央道まで渋滞になっているとのことで、朝の事故からはかなり時間は経っているのに、大型車両同士だけに手間取っているのだろう。

渋滞表示はずっと8kmだったが、それは嘘で、11km手前から渋滞に嵌った。仕方が無い、でも食事もトイレも済ましておいて良かった。
良かったと言えば、運転支援システム(ホンダセンシング)はこうした渋滞時にも有難い機能だ。車間距離設定と速度設定により、前車が止まれば自然なブレーキで車間距離をとって止まるし、前車が動き出せば速度ボタンを押せば動き出し、加速もして、前が止まれば停止してくれるので、渋滞の運転操作の苦痛が大変少ない(足を全く使わない)。出来れば動き出しも自動で、且つレーンキープも(65キロ以上出さないとレーンを認識しない)してくれれば、本当に楽ちんなんだけど・・・と、だんだん怠け者的発想に。
約30分あまりで渋滞を抜けた。

この平らな土地に畑の広がる風景、筑波サーキット到着目前の印でもある。

筑波サーキットに到着すると、まずは仕事だ。今回のレース主催者であるニッサンスポーツカークラブ(SCCN)さんの事務局に、持ってきた賞金ボードと参加者向けに渡して頂く書類をお渡しする。

パドックに入ると、スーパーFJ(以下S-FJ)車両が、最後の練習走行に向けてコースインを待つ列が出来ていた。

最終コーナーの走りを見るべく、パドックからトンネルを抜けてスタンドに行ってみた。
本当に久しぶりにスタンドに来たが、コントロールタワーが青空に映えて見えた。

参加ドライバーの中には学生選手もいて、同大学の応援団生だろう、まだレース前日の土曜日というのに、旗振りと同時に大声で声援を送っていた。
写真の右に旗を振る応援君と、目の前を当該アルビレックスレーシングチーム(新潟)のドライバーが走る。

宿泊は、つくば研究学園にとった。
つくばエクスプレスが通る以前から、この学園都市には何度も泊まったことがあるのだが、久しぶりに来ると、その街並みの変わりようには驚いてしまった。
緑が多く、電線も無く、街並みや道路が整備された、言わば知性さえ感じられた瀟洒な街並みだったのだが、何と、ビルが林立してまるで都会の街の様相ともなっていた。

宿泊は東横イン(ホテル)を予約した。
レースの出張では各地のルートインホテルを利用するのだが、この近辺には無かった。

出張の楽しみは夕食である。ホテルの近くに手頃な居酒屋を見つけた。
新しい街にも、赤提灯が映える?

なかなか立派な「お通し」だ。これならサラダの注文は不要だな・・・と

店内は周囲にテーブル席、中央には大きなコの字型のカウンター席のある店だった。
ワイワイガヤガヤと周りの会話が飛び交う、良い感じである。
聞くつもりは無くとも会話が聞こえてきてしまい、隣の彼等の生活が窺い知れる。
しかし、最後に勤め先がJARIと判った時には内心驚いた、有名な日本自動車研究所である。
JARIには大きなオーバルのコースがあり、私もテストで走ったことがある。
それまで、トッポイ話をしている若者だな、と思っていただけに・・・
いや、居酒屋は楽しい。

さて、話が長くなるので今回はここまでで、前編としよう。
明日の朝も早い・・・

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