久しぶりに鉄道模型を走らせた (写真追加)

Railway

鉄道模型が趣味と言いつつも、昨年は仕事が立て込んでしまい、半年以上もこのホビールームにすら入ることが無かった。
やっと、この正月、模型を走らせてみよう、という気になって走らせたのだが、そうなると、本来のこのレイアウトの主旨であるイギリスの鉄道のみならず、好きな日本型の車両も走らせたくなり、最後は取りとめのない状況になってしまった。


このタイトルの写真を見て「確かに取りとめがない」と思われた方は鉄道に詳しい方だろう。
因みに説明をすると、写真に写っている車両が日英混合で、駅に停まっている車両は、一番左から順番に、
・英国ダービー ライトウエイト気動車
・オレンジ色が日本の153系東海型
・緑色の蒸気機関車が英国ブリタニア+ホークスワース客車
ヤードに入り、
・英国Class5MT蒸気機関車+貨車
・日本C56蒸気機関車+貨車
そして一番手前には
・日本のEF65電気機関車の牽く20系ブルートレイン客車が走る。
というように、日英それぞれの車両が線路上にあり、あまり美しい姿ではない・・・でも、楽しいかな。
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半年ぶりのレイアウトでは、やはり線路上は汚れなのか錆びなのか、集電不良により車両がスムーズに走らない。また、私のレイアウトは上下2段構造であり、3%の勾配があるのでレールクリーニング液を多量に利用するとスリップしてしまうので、とにかく沢山走らせてレールを磨くことにする。
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一方、こちらはメルクリン製の線路クリーニングカーだ。
この中央のフェルト部分にクリーニング液を浸透させて走らせると線路が綺麗になる算段だ。HRSさんで購入させて頂いたものだが、購入時に車輪は片側絶縁車輪にして頂き、2線式線路に対応している。
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このように連結して走り回る訳だが、前述のように勾配があるのでクリーニング液は少しにしている。
助かるのは、私のレイアウトでは線路磨きに手の届かないトンネル部分も多いので、このクリーニングカーが役に立っている。
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クリーニングカーには、前後2種類のカプラーを付けてあり、手持ちの何れの車両でも牽引が可能だ。
このメルクリン製のクリーニングカーは良く出来ていて、牽引でも押されても走行が安定していて、ポイントの通過や線路の継ぎ目等でも、脱線したり引っかかったりしないあたり、流石はメルクリン製と思ってしまう。
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一方、車両も同様に長時間止めてあったので集電能力が落ちているので、各車両を走らせてやらねばならず、とは言っても数が増え過ぎた全ての車両を走らせる訳にはいかない。
とりあえず、今、走らせたい車両をとなると、日英混合となってしまった訳だ。
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兄から、こんな蒸気機関車を貰ってしまった。兄はオークションに出す予定だったようだが、この塗装の美しい機関車を、英国の保存鉄道の美しさを真似て艶出し塗装を施したもので、手放すのが惜しく、イギリス型レイアウトで遊ぶ、私に手渡したものだ。
とは言え、私のレイアウトは「Big Four Suzuka」と銘打ち、イギリス鉄道のビッグ4時代、つまり1920年代から1947年あたりをイメージしたもので、この機関車は時代が古過ぎて合わないのと、何より、ホビールームの棚には一杯の車両が入ってしまい、もはや収納場所が無いのだ・・・
確かに模型は美しく、DCCに改造された機関車は走りも良い。
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テンダー(石炭車)に書かれたSDJRなる鉄道名は何処を走っていたのだろう。
当然、4大鉄道に集約される以前の鉄道だが・・・
今は便利なものでGoogleで検索すると「Somerset and Dorset Joint Railway」と一発で出るし、詳細がウィキペディアに載っているから誠に有難い。
サマーセット・セントラル鉄道とドーセット・セントラル鉄道の合併として、1862年に創設された、とあり、イングランド南西部のバース(温泉で有名な)あたりから英仏海峡沿いのボーンマスまでの路線だったらしい。
私は詳しくは無いが、何となくあの辺りの景色は想像されて、英国の田舎というか、のどかーなあたりを走っていた模様で、逆に大きな町も無く、営業的には厳しかったであろうことは想像される。
などと、適当なことを想像しなから遊べるのも、まあ、正月の良さですかね。
SDJRマーク.png

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