ユーロスターの登場・・かな?

Railway

写真は、手前のclss350近郊電車と向こう側 ペンドリーノと並ぶ、中央 ユーロスターの図。
フランスやベルギーに向かうユーロスターはロンドンのセントパンクラス駅発着で、ペンドリーノやclass350はロンドン・ユーストン駅に入る路線なので、本来、このように顔を合わすことは無いのだが・・・

■DSC04796 (3).JPGセントパンラス駅。
実はユーロスターには乗ったことも無いし、この写真のセントパンクラス駅で、左に写っているユーロスターをちらりと見た程度だ。
というのも、この時、右側のフォークストン行きの日立製Class395の出発時間が迫り、急いでいた時だったので、まさにユーロスターが居るな、とチラ見した程度だった。
などと、真面目にユーロスターを語っているが、
実は、この下の写真のように、いわゆる日本のプラレール同様の模型(オモチャ)である。

〇P1120667 (2).JPGとは言え、このメルクリン製のドイツ版プラレール? 良く出来ているので紹介したい。

〇P1120646 (2).JPG過日、大阪のメルクリンショップHRSを訪れた時に衝動買いしたものだ。
この箱に5両編成の車両、走行用電池、リモコン式コントローラー、そして8の字を描けるプラスチックのレール(まさにプラレール)が入っていて\9,700という安さで、衝動買いの要因でもあった。
メルクリンが偉いのは、車輪を含めてHOサイズにして、HOの16.5mmのレール上であれば、このセットに付いているプラレールだけでなくHOゲージの線路上を走らせられる、つまり私のレイアウト上でも走らせられることである。
しかも、走行は電池式でコントローラーはリモート式なのでレイアウトに電源を入れることなく、車両さえ乗せれば、すぐに走り出す訳だ。
それで「これ頂きます」となってしまった。
〇P1120673 (3).JPG
リモートのコントローラー。左右の矢印は走行スイッチで2段階のスピード調整だが、1段目でも速過ぎるスピードで走る、その下の大きな丸いスイッチは走行停止ボタン。
上の小さなボタンは、左からヘッドライト点灯、次が駅の場内放送①、その次は警笛、一番右は場内放送②で、場内放送は2種類だが、フランス語なのかドイツ語なのか解らない、とにかく英語でないことは確か。
というように、走行するだけでなく、一応ライトが点き、一応サウンドが鳴る。
〇P1120674 (2).JPG付属の線路はメルクリンのCトラックをプラスチックで作ってしまった感じで、正確にHOサイズであり、ジョイント部分もCトラック同様のガッチリしたものだ。

〇P1120683 (2).JPG車両は先頭車が動力車で2号車がバッテリーカー、単三電池が4本入る。
車輪はプラスチック製でフランジが高く、レイアウト上ではカーブでもポイントの分岐側でも脱線することは無い。
〇P1120679 (2).JPG
秀逸なのは、この幌/連結器だ。幌の中央の円筒部分が磁石になっていて、車両を合わせると相手の円筒磁石に吸い付き連結される。当然、引っ張れば連結は解放される。
子供にも着脱が簡単な構造だし、結構強い磁石なので走行中に離れることは無い。
P1120680 (3).JPG
幌は右側の車両は左右に自由度を持たせ、左の車両の幌は上下に自由度を持たせている。
これで急カーブもS字もスムーズに連結状態で走る。
見事な構造というか、グッドアイデアである。
〇P1120671 (2).JPGということで、我がBig Four SUZUKAのレイアウト上を、すっ飛んで走る「ユーロスター」である。
ついでに、
少し深読みすると、このようなプラレール同様のオモチャをメルクリンが何故作るのか。
基本的に若者の鉄道模型離れが世界的にある。
そうした中、幼少の頃のプラレールで遊ぶオモチャ好きは現存しているが、しかし、いつか離れて行く。
そこで、このドイツ版プラレール(ブランド名はmy world)は、主力模型のHOゲージへと繋げるべく、模型の大きさや、何より線路幅をHOゲージとして親近感を持たせ、オモチャからレベルアップしてHOへの導入を計っているのかな、とも思えた。
「三つ子の魂百まで」・・・他人事では無かったりして・・・

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