白熱した鈴鹿10H と 残念な公道パレードの中止

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鈴鹿10時間耐久レース(鈴鹿10H)が開催された。
世界各国から13種類のスーパーカー35台が集結し、賞金総額1億円というビッグプライスの架かるレースであり、白熱した素晴らしいレースが展開され、無事終了した。
ただ、残念なのは2つ前のコラムでお知らせした「国内最大級のレーシングカーパレード」が台風20号により中止されたことだ。

それもパレードスタートの直前に、鈴鹿市に「警報」が発令された為、急遽、中止となってしまった。残念!
ここに至るまでの関係の方々のご尽力を思うと無念である。
是非ともリベンジで、来年こそはパレードを開催して頂きたいものである。
一方、レースは台風一過。快晴の元で行われた、いや、良過ぎる天気で非常に暑い一日となった。

〇鈴鹿10hスタート.jpg写真は鈴鹿10Hスタートの瞬間!
フェラーリ・メルセデス・ポルシェ・GTR・NSX・マクラーレン・ランボルギーニ・ベントレー等、大排気量のGT3カーが豪快な排気音を立ててスタートして行く姿は大迫力である。
手前ピットロードのNSXはオフィシャルカーで1周フォーメーションを引っ張り、ピットイン。
ここから真夏の10時間という、長い時間が始まった。
〇ピレリ.jpgこのレースのタイヤはピレリのワンメイクだった。
おそらく日本のレースでは初登場になる。
日本勢の各車、各チームが苦労した大きな要因は、このピレリタイヤの特性に車を合わせることだったようだ。

〇130Rクラッシュ.jpg途中、裏ストレートでベントレーに押し出されてマクラーレンが高速でクラッシュする映像が映し出され、ヒヤリとする場面もあった。
プレスルームには4連のモニターがあり、レース画像と共に3種のタイミングモニターによりプレスの方にはレースの状況が正確に把握出来る。

◇10h_S時.jpg陽も傾き影も長くなる頃、もはやスタートして7時間経過した頃のS字コーナー、まだ熱心に見るファンが少なく無い。(S字からは遠くに海が見える)
耐久レースはドライバーやチームだけでなく灼熱の中、見守った観客にとっても耐久レースなのである。
そして、夜8時のフィニィッシュでは多くの観客がグランドスタンドに残り、ペンライトを振り、10時間を走り切ったドライバーを称えた。
こうして、また新しい夏の鈴鹿の風物詩が生まれた。
ん、何だ下の写真は?
ここが公道レーシングカーパレードの到着地だった「イオンモール鈴鹿」の駐車場。
バイクのジャンプ台も設置されたし、トラックが停めてある所にステージがあり、ドライバートークショーも行われる予定だった。
あ・・・私も最後にトークショーで喋ることになっていた。
こんなにガランとした場所も大賑わいになるはずだったのに。

〇ベルシティ駐車場準備_2.jpg

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