イングリッシュ・ブレックファースト(English Breakfast)

Travel

イギリスの鉄道模型をはじめ、何かとイギリスが好きな私なのだが、その中に好きなイギリスの朝食「イングリッシュ・ブレックファースト」がある。そんな朝食を絡めてイギリス旅行の話でもしたい。

これまでイギリスには仕事も含めて幾度も行く機会があったのだが、特に2016年には鉄道旅行でイングランドの各地を巡った、その時の写真を中心に話を進めよう。
旅行に先立ち、英国鉄道模型専門店のメディカルアートさんに色々アドバイスを頂いていて、まず鉄道は英国内全線フリーパスの「ブリットレイルパス/1st Class/8日間/Senior/53,100円」をHISで購入した。各ホテルはGoogle mapで行先のあたりを探し、Hotels.comやBooking.comなどで、全て事前に簡単に予約が出来た、何とも便利な時代だと思った。

ブリットレイルパスのお陰で、ヒースロー空港到着からヒースローエクスプレスの1st Classで快適にロンドンに移動出来た。

到着した宿泊はキングスクロス駅前の格安ホテルを取った。駅まで徒歩2分程度だが、ホテルの内装は酷く、窓もしっかり閉まらなかった。(£87 コンチネンタル朝食付)

ロンドン・キングスクロス駅から朝8:00発の特急列車(実はイギリスでは特急という標記は無いが、事実上特急)でヨーク(York)に向かったのだが、朝の特急列車では立派なブレック・ファーストが出ると、これもメディカルアートさんで聞いていたので、ホテルのコンチネンタル・ブレックファーストは取らなかった。

これが乗り込んだ1st class車両。ロンドンを出たらヨークまで約2時間をノンストップで走る。

発車から20分程経った頃、黒チョッキのウエイターさん?から、ホットミールのイングリッシュ・ブレックファーストが配られてきた。
因みに、飲物とパンが先に配られ、別席の客もパンだけ先に食べるので私も真似てパンは食べてしまった。(左皿)
それはともかく、ちゃんと陶器の器で、暖かい食事を、その場で選んで頂けるのは素晴らしいサービスだ。緑の美しい車窓を眺めながらの豊かな朝食は、誠に気持ちの良いものだった。

ヨークからはバスに乗りピッカリング(Pickering)に向かった。ピッカリングからはノースヨークシャー・ムーアーズ鉄道(NYMR)という保存鉄道があり、様々な以前の鉄道車両が定時運行されていた。
途中に写真のゴースランドという駅があり、ここは映画「ハリーポッター」で魔法学校のある”ホグズミート駅”として撮影された駅だ。
駅の外に出てみたが、無論、魔法学校は無く、ゴースランドの小さな村があった。
村の中にパブがあったのでラガービールを頼んだら、よく冷えたビールが出て喉を潤した。以前はイギリスではビールを冷やすことが無く、いつも生ぬるいビールを飲んだものだが・・いや、有難かった?

ピッカリングの町に戻り、このBLACK SWAN INNに泊まった。(朝食付き $75)
写真のホテルだが、外見からはあまり良さそうに見えなかった。

しかし部屋に入ると、とても綺麗でチャーミングな部屋だった。
イギリスの古いB&B(ベッド・アンド・ブレックファースト)ではこうした作りの部屋に出会う。
ロンドンの安いホテルは酷い場合が多く、このような田舎のB&Bが愉しい。

この日の夕食は、このホテルで取ることにした。子羊のスネ肉の料理はとても美味しかった。また、後ろに写る従業員の方がとてもフレンドリーに親切で感じが良かった。
日本の旅館では「おもてなし」のサービスが有名だが、イギリスでは「フレンドリー」がサービスの良さを表すようだ。そんなことで明朝も、このホテルで朝食を食べたいのだが、ところが翌日のスケジュールは早朝から出発しないと回り切れなくなるので、無念の思いを持ちつつ出発した。

バスで1時間余り走りヨークの駅に着いた。駅の中に入ると階段を上がったところ、大時計の横にカフェがある。前日に見つけていて、時間があれば、ここで朝食を取ることにしていた。

無論、イングリッシュ・ブレックファーストでも何でも無く、サンドイッチとコーヒーを頼んだ。
朝の仕事に向かう人々と共に、何か地元の方々と混じるように少々気忙しい感じで朝食を食べた。
窓の下には列車が入って来る、というシチュエーションも好ましかった。

ヨークでは英国最大の鉄道博物館(National Railway Museum York)を見学し、その後、イギリスで「最も美しい駅」と評されるセトル・カーライル路線にあるセトル(Settle)駅に行った。
駅長は女性で、この先の路線で崖崩れがありカーライルまで行かないので、途中の駅から代行バスで行く旨、親切に教えてくれた。
セトル駅では、徒歩で10分程度のセトルの町に行った。観光客も居て、ヨークシャーデイルズ国立公園に隣接しているここは、美しい石灰岩の山が迫って見えた。

セトル駅からは列車とバスを乗り継いで、スコットランドとの境界近くのカーライル(Carlisle)駅に移動し、そこからは西海岸本線でリバプールに向かうべく特急ペンドリーノに乗った。

乗るとすぐに例の黒チョッキ氏が来て、ランチBOXのようなものを配ってくれた。
セトルの町で昼食は済ませていたが、配られると嬉しく頂いた。
列車は有名な湖水地方の付近を走っているのだが湖は見えなかった。しかし、丘陵地を走る車窓の景色は美しかった。
ペンドリーノは傾斜装置を備えた車両で、その丘陵地帯のカーブを車体を傾けながら高速で飛ばしていた。

リバプールでは、駅の正面にあるホリデーインを予約していた。(14,833円 食事なし)
見慣れたような室内だが、やはりB&Bの趣のあるホテルの方が好ましかった。
翌日は、リバプール駅からお昼頃に発車の特急ペンドリーノでロンドン、そして、スウィンドンに向かう予定なのでリバプールは午前中を散策の時間としていた。

イギリスで最大級の鉄道模型店がリバプール市内にあり、本来行く予定だったのだが、直前に郊外に移ってしまった。メディカルアートさんで、そこへの道順などを教えて頂いていたのだが、実は、もうひとつ行きたい場所があった。午前の半日ではどちらかを選ぶしかなく、後者の、つまりビートルズ関連を見ることにした、やはり、リバプールと言えば、である。
港の近くの「ビートルズ記念館」を見学して街に戻り、かの有名な「キャバーンクラブ(The Cavern Club)」に行った。ライブ営業は未だしていなかったが、ギネスビールを飲みつつステージを眺めた。
かなり、リバプールの街中を歩いたけど、港町だけに、あまり綺麗な街ではない印象だった。

長くなってしまったので、今回はここまでしよう。

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