初めてのクルーズ旅行 その3

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金沢を出港し、次の寄港地、韓国済州島までは2日かかる、つまり出港の翌日は1日中船の中になる。
「よし、遊ぼう」と決めた。ベリッシマの中には色々な施設があるが、これまで寄港地で上陸して観光をするため、あまり船内の施設を使えて無かった。
ということで、タイトルの写真は、F1シミュレーターである・・・後述。

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朝はまず、15階のプールサイドの広いデッキでのラジオ体操に参加した。
「新らしーい朝が来た、希望の朝―だ、~ 」意外と歌も体操も覚えているものだ。

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これまでは朝食は15階(と呼ぶようになった)の広大なビッフェで早々に摂り、下船に備えていたが、6階の夕食をしているレストラン(3カ所ある)では、朝定食がある、とのことで行ってみた。
写真は鮭定食、「おお、日本のままだ、二切れの鮭はデカいし、ご飯は山盛りだ」。
大満足の朝食だった。

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16階のレジャー施設のエリアに行くと、本当に久しぶりのボーリングを楽しんだ。
元々、上手では無かったが、こんなにも下手になったのかと驚いた。

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次は、その横にあったレーシング・シミュレーターだ。
何とベリッシマにはフルサイズF1のレーシング・シミュレーターが2台並んでいる。実車のように、掛かる荷重を車体を動かして体感させる本格的なもので、縁石に乗ったり、コースアウトするとひどい目にあう。夕食のテーブルを共にする若夫婦は先日、このシミュレーターを体験したとのことで興奮し、私と、もう一組のご夫婦に「是非」と勧められていた。
私はレースが本職だし、以前にシミュレーターは体験していて、あれは年配者には車酔いするから嫌だったのだが、やってしまった。
コースはイタリアのモンツア・サーキット(オートドローモ)だったが、2周余り走ったか、やはり、かなり気持ち悪くなってしまった。
家内はスポーツプレックスでダンスのような運動をしていた。

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上陸しないので昼食も船内だ。そうか、15階(ビュッフェの意)じゃ無しに、有料のところでも行こうかと、私の好きなタコス・レストランに行った。
柔らかいトルティーヤのタコスが好きなのだが、パリパリ皮のタコスだった、でも美味しかった。
カクテルも2杯飲んだが、このような有料レストランでも飲物は無料(クルーズ代金に含まれている)だった。

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その後、山口県沖を航行中に大変なことが起こった。
ヘリコプターが近づいて来るのは分かったが、放送が入り「救急の方が出たので、表のデッキの方は全員船内に入って下さい」とのことで、救急へりが来たのだ。
てっきりヘリポートに着船するのかと思いきや、目の前でホバーリング。この船にはヘリポートが無かったのか、空中からワイヤーを垂らし繋ぎ、そしてストレッチャー(ベッド?)を下して、そして写真はストレッチャーを空中に巻き上げて、ヘリに乗せる瞬間である。
そうか、この船には4000人余りの、それこそ年配者を中心とした人が乗船しており、船内には医務室やお医者さんも乗っているが、重病を発症する方もいた、と言うことだろう。
福岡の病院に運ばれるとのこと、ご無事であることを祈った。

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ひと段落してからはプールに行った。
5月末だが、まだ外の大プールでは寒いので、室内プールで泳いだ。そして横にはジャグジーが付属しているのでゴホゴホと楽しんだ。
また、外のプールサイドのベッドで甲羅干しが気持ち良く、ゆっくりすることを味わえた。

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翌朝、済州島に着いた。

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済州島美人のお迎え、嬉しいね。
済州島も初めてなので、ツアー「世界自然遺産 城山日出峰~済州島名物 黒豚カルビの昼食~」(\13,000)を申し込んでいた。

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バスはクルーズ港から1時間半かけて城山日出峰(正面遠方)に到着。
済州島は思ったより大きな島だった。
日出峰に登るツアーでは無く、途中から景色を見るのだか、ここでは1時間を取っている。

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事前の下調べでは、ここの下には海女さんがいてアワビを捕っている。
ここは、早々に見学して、この周りでアワビを食しようと。
ツアーガイドの方に断って近くの街中に、運良く、早々に開店間近のお店を見つけた。

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開店間際だったが、気をよく入れて頂いた。
それこそ、開店支度もそこそこに、アワビ 3杯(個)を料理して頂いた。
美味!! とても柔らかくで美味しい、こんなに美味しいアワビは食べたことが無い・・・感激した。

三神人が飛び出したとされる三姓穴

その後、バスは昼食前に三姓穴という済州島の国を創始した三神人が現れた穴と隣接する神社を訪問した。当初、そんなのどうでも良いじゃないか、と思っていたが、ムービーでその歴史を見ると興味を持てた。

そして、今回のツアーのハイライト、黒豚カルビの昼食だ。
予想どおり・・・美味い。
本来は店の方が肉をハサミでせ切手くれるのだが、あまりの大人数で、各人に任された。
たらふく頂いた。
それにしても我々数百人のツアーだ、よくぞ一遍に入れる店があったものだ。
大きな二階建ての店だった。

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クルーズターミナルの長い通路を通って船に戻った。

この日の夜は天候が悪く、少し船が揺れた。
酔い止め薬は持ってきていたが、それほど揺れは大きく無く、飲むには至らなかった。
そして、夕食後は、いつものロンドン・シアターでのショーはやめて、7階の後端のラウンジで開催される有料のショーを見に行くことにした。
因みに、毎日部屋には「ジャパネット・クルーズ通信」と「MSCデイリープログラム」が新聞のように入り、船内で行われる数々のプログラムの案内が載っていた。

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ここは、撮影可能だった。
ショーはミニミニ・シルクドソレイユのような曲芸(表現が古いが)と、ミュージカル・ダンスを併せた内容だった。
飛んだり跳ねたり、人の上に乗ったりするのだが、船が一番揺れている日であり、失敗しないかと心配してしまったが、流石はプロフェッショナル、見事に演技をこなされた、いやー・・拍手だ!

長くなってしまったので、今回もここで切ろう。
寝て起きれば鹿児島だ。

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