暑い!!! とりあえず暑い!! どこか1日涼しく過ごせる場所は無いか!

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1日中、家の中に居てクーラーで涼んでいては、体に良くない、腐ってしまいそうだ。
そこで考えた。
・涼しくて、広い場所でゆっくりしたい
・体はあまり動かしたく無いが、しかしウオーキングで歩ける場所がいいな
・クルマは快適だ、あまりに近場ではなく、少し走りたいかな
・ショッピング・モールは正解だけど、先日行ったばかりだしな
・好きなものを見ていられるといいな
などと、頭の中で交錯し、出掛ける場所を何とか決めた。
写真はミストで煙る大きな駐車場の広い通路だ。
うむ、良さそうだ・・・

ただ、目的のこの建物までは駐車場から10分ほど歩いた、屋根のある歩道で良かったけど。
とりあえず、大きな建物だ。中を回ればウオーキング代わりに結構歩くことになるだろう。

ということで、やってきたのは名古屋の金城ふ頭にあるJR東海の「リニア鉄道館」だ。
入場料1000円を払って中に入ると、この景色。
広い! 涼しい!
好きな車両も見ていられる。
「正解、正解!」と、つい、独り言。

ここには初めて来た訳では無いが、とりあえず館内見学だ。
開館して30分程度、まだ子供さん達は少なく、結構スムーズに歩き回れた。

中でも私の好きなのは、流電モハ52(前の写真右端の車両)の車内だ。
木造りのしっかり作られた内装は美しく、往時の鉄道車両製造の技術の高さや、拘りすら感じる。

「鉄道ジオラマ」だ。30分おきに自動運転されるシステムで、写真の名古屋駅を中心に右に東京、左に大阪が模されている。
東海道新幹線から在来線は東海道線、中央線、高山線、関西線など、色々な車両が次々と走る。
そして、朝、昼、夜と照明も分けて、一日を通して鉄道が走る様を描いている。
いや、私は夜を待っていたのだ。

夜になると、新幹線の線路脇に、あっと言う間に保線工事の人が現れているのだ。

すると何やら保線車両が明かりを照らして現れて止まる。
暫くすると、来た線路を戻って行く。
後ろの在来線の景色から、どうも蒲群あたりの工事か?

やがて、また違う車両が現れて工事に加わる。
後ろの在来線(東海道線)には、ちらりと「サンライズ」が走り去る。
そして工事車両は戻って行く。

下り側にも、また違った工事車両が走り去る。
「事故を起こすなよ ! 」、あっ言ってしまった !!

それにしても、これらのコントロール。上り方向も下り方向も自由自在に走る。工事現場まで明るいライトを照らして来て、確か工事の音も聞こえたが、やがてバックして山の間に入ると消えてしまう、分岐してヤードがあるのだろう。
これらのコントロール、DCC(デジタル・コマンド・コントロール)なんだろうな。
そして、全てプログラミングされていて、30分おきに動作されるのだろうな・・・・などとコントロールが気になってしまう。
そう言えば、在来線を含め、各車両は室内灯が駅に停車していても明るく点灯しているし、新幹線は、例えば上りのN700が進入してくると、隣のホームの上りN700が走り始めていて、つまり同じ線路内に2列車が走れる訳で、これらのことからも、DCCコントロールということになろう。

少し、明るくなり始めたか、
いつの間にか、工事作業の人々が消えてしまった。
実は、道床あたりがパカッと開いて、人(フィギュア)が入って行くのだが、素早い動きなので、気が付けば線路脇の人が居なくなる。

「リニア鉄道館」にはレストランが無く、売店(デリカ・ステーション)で駅弁を買って、食べることになる。
こうして、展示車両を見下ろして食べるのも悪くない。
とにかく、涼しい!

二階の通路には、車両で使われていた座席(殆どは新幹線の二人掛け、一部はグリーン席)が並んでいて、階下には展示車両が3両、そして、上部には映像で鉄道車両の高速化のムービーを写している。

私が座った目の前にはC62がよく見えた。
「何と、バランスの良い機関車だろう、キャブ(運転席)のカタチも、たまらなく恰好良い !」
と、・・・いつの間にか寝てしまった。

家からはクルマで50分。
少し遠いけど、暑さ凌ぎに良い場所をみつけた。
帰りに湾岸長島PAで、足湯にでも浸かって帰ろうかな。

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