永源寺と八風街道

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先日、滋賀県の永源寺に行ってきた。
永源寺は紅葉の美しさで知られる臨済宗永源寺派の大本山だ。
以前にも紅葉を見に訪れたことがあるが、今回はルートを変えて、昔の八風街道沿いの国道421号線を初めて通って向かった。

〇峠道.jpg鈴鹿に住む私にとって、以前より、この国道421号線が永源寺に向かうには最短ルートなのは知っていたが、鈴鹿山脈の北側の部分の山越えが険しく、道が狭くて大変そうなので避けてきたのだが、今は長いトンネルが出来たことでかなり良くなった旨で、よって初めて通る事にした。
トンネルを抜けて滋賀県に入ると山の紅葉がとても美しかった。

〇境内5.jpg永源寺は滋賀県の東部、愛知川(えちがわ)沿いの山裾に建ち、お寺の常で階段を上って山門に辿り着く。
山門の手前では高所から愛知川沿いの美しい景色が見られた。

〇境内2.jpg紅葉を見るには少し早く行ってしまったようだが、それでも淡い紅葉と緑葉のグラデーションも独特の雰囲気が感じられた。

〇境内1.jpg
〇遊び心文字.jpg
〇奥山の美しさ.jpg一番奥の僧堂から裏山を見る。
我々観光客はこのような綺麗な景色に見とれるばかりだが、
僧堂とは「禅」を専門に学ぶ道場で、修行僧はひたすら修行に専念する場である。
そうした修行僧の目からは、同じ景色もどのように映るのだろう、と思ってしまう。

〇おでん屋.jpg坂を下りた参道にはこうした売店がある。
“花より団子”ならず”紅葉よりおでん”だ。
永源寺の赤コンニャクは有名で、すっかり冷えた体に、非アルコール製の甘酒と共に、とても有難く美味しかった。

〇河原.jpg帰路、国道421の脇にはこうした綺麗な河原やキャンプ場が数か所見られた。
ここは深山キャンプ場で、愛知川の上流だが名称が神崎川と変わるようだ。
来年の夏には来てみよう。

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