これは、新しいレイアウトの写真なのだが、
一寸、コッツウォルズ的な写真が撮れたので。
コッツウォルズとは、イギリスの中央部(中南部)に広がる丘陵地にある美しい一帯で、いくつもの古風な村が点在し、イギリス人の心の故郷とも言われるところだ。
昔、家族で訪れたことがあり、我が家にとっても、心の故郷的な印象を記憶した素晴らしいところでもある。
コッツウォルズのカレンダー。
ブロードウェイ村の写真だが、このカレンダーの写真の向かい側(写真左手)に宿泊したブロードウェイ・ホテルがあった。
180度見回しても、こうした雰囲気のある美しい景色に包まれる。
ホテルも周辺と同様に、とても古い建物だったが、
中は綺麗でチャーミングな作りなのに驚いた。
カントリーの良さは、とても親切なサービスと、美味しい食事を頂けることで、私的にはイギリスの食事はロンドンの観光地以外では普通に美味しい。
また、朝のイングリッシュ・ブレークファーストは、しっかりと料理の載ったプレートが出て、銀食器のフォーク・ナイフ、そしてパン立てには沢山の小ぶりなトーストが並び、各種のジャムが備わる。それらをゆっくりと食す、そんな何とも豊かさを感じる時間を過ごせるのも英国の良さである。
この前の車が、この時に借りたレンタカーのフォード・モンデオMk2。
フォードらしくクセの無い乗りやすい車で、意外と言うと叱られるかも知れないが、ヨーロッパ車らしく、しっかりしたサスペンションで、ダンパーが良く効き、軽快な1.6リッターのエンジンは少しトルク不足ながら良く回るので、ロンドンで始発で、西に位置するオックスフォードやコッツウォルズを快適に走り回れた。
コッツウォルズの語源は「羊の丘」との意味があるようで、確かに村を出ると、そこここの丘陵地に点々と羊の放牧を見ることが出来る。そして羊までも景色の一部として見えた。
コッツウォルズは何とも穏やかで美しいところだった。
さて、レイアウトでは、
そんなイギリスの景色をリアルに表現することはとても出来ないのだが、こうしてイギリスで記憶した、いくつかの心象風景をレイアウトに造り出せれば、と思っている。
今回のレイアウト製作の進捗で、大きく雰囲気を変えてくれたのは、バックの背景写真である。まだメーカー欠品の為、全面には貼れていないが、それでも広々とした背景、大きく広がる青い空が圧倒的で、ホビールームに入るやヨーロッパを思い出すような世界感がある。
人を招待すると、部屋に入ったとたんに「おおっ!」と声を出される・・・してやったり!